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【CES2026】Consumer Electronics Show 2026 レポート~会場で感じた「人型ロボット元年」の空気 - JET-Robotics
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【CES2026】Consumer Electronics Show 2026 レポート~会場で感じた「人型ロボット元年」の空気

JET-Robotics編集部が不定期でお届けしている展示会レポートですが、今回は新年特別版として、弊社の代表がアメリカのラスベガスで開催されたCES(Consumer Electronics Show)2026に参加してきた模様を、代表自らが”直接!”お届けします。

家電・IT見本市としての色をもつCESですが、今年はAIエージェント、フィジカルAI、次世代モビリティや量子技術などをテーマに、4,500社以上が最新技術を披露する場となったようです。そんな展示会の模様と弊社代表の所感にフォーカスをあてて紹介します。

今回訪問した展示会

Consumer Electronics Show 2026

  • 場所:Las Vegas Convention Center
  • 主催:Consumer Technology Association(CTA)
CESのHP

CES 2026で感じた「人型ロボット元年」の空気



2026年のCESを実際に歩いてみて、まず何よりも強く印象に残ったのは人型ロボットの多さだった。正直に言うと、私自身はCES初参加だ。だから「今年“は”多かったのか」「去年はどうだったのか」という比較は、正確にはできない。

それでも一つだけ、確信を持って言える。少なくとも今年のCESは、体感として“人型ロボットだらけ”だった。ブースを移動するたびに、「また人型だ」「ここにもいるな」と、何度も足を止めることになった。

家事から医療まで、役割を持ちはじめた人型ロボット

家事をしているヒューマノイドロボット
展示されていた人型ロボットは、もはや「未来のコンセプトモデル」ではなかった。

  • 洗濯物をたたむ
  • 家庭内で人の代わりに作業をする
  • 精密な動きを要求される医療・手術支援を行う

こうした用途が明確に切られたロボットが、普通に展示されている。特に印象的だったのは、「何ができるかを全部見せる」展示よりも、「このロボットは、この仕事をする」と、役割を最初から限定しているものが多かった点だ。

人型である必然性が、見た目の話ではなく“作業としての合理性”で語られ始めている。「ああ、ここまで来たんだな」と、会場でふと立ち止まる瞬間が何度もあった。

フィジカルAIという言葉が、急に現実味を帯びた


今回のCESを象徴するキーワードの一つが、フィジカルAIだった。NVIDIAのCEO、Jensen Huang(ジェンスン・フアン)が発表したフィジカルAIのトレーニングプラットフォームは、まさにその象徴だと思う。これまでのAIは、

  • 画面の中で考える
  • テキストや画像を生成する

いわば「頭だけの存在」だった。それが今、身体を持ち、現実世界で学習し、動くAIを前提とした開発環境が、本気で整い始めている。 人型ロボットの展示ラッシュと、この発表が同じタイミングで起きていることに、「これは一時的なブームじゃないな」「産業として、いよいよ本線に入ったな」そんな空気を、強く感じた。JET-Roboticsとしても、この流れは決して無視できない。

ロボット出展の主役は中国と韓国

展示されているヒューマノイド
会場全体を見渡して、もう一つ、かなりリアルに感じたことがある。ロボット関連の出展は、中国と韓国が圧倒的に多い。さらに体感としては、「来場者も中国人が一番多いのでは?」と思うほどだった。

  • ブースの規模
  • 出展数
  • 説明する側・聞く側の熱量

どれを取っても、中国・韓国勢の存在感は非常に強い。もはや「追い上げている」という表現ではなく、この分野では、すでに主戦場に立っている。そんな現実を、CESの空気として突きつけられた感覚だ。

日本は“尖った技術”で勝負している

展示されていたヒューマノイド
一方で、日本の展示は少し毛色が違う。

  • 人型ロボットを丸ごと作る
  • プラットフォームで押し切る

というよりも、

  • センサー
  • アクチュエータ
  • 制御技術
  • 特定用途に特化した部品・技術

といった、一点突破型の展示が目立っていた。正直、派手さはない。写真映えもしにくい。でも、「これがなければ、そもそもロボットは成立しない」そう言いたくなる技術が、静かに並んでいる。良くも悪くも、日本らしい立ち位置がはっきりと見えたCESだった。

JET-Roboticsとしても、この“部品・要素技術の強さ”をどう世界と繋ぐかは、改めて考えさせられるテーマだと感じている。

おわりに:人型ロボットは「見せ物」から「前提」へ



CES 2026は、人型ロボットが「珍しい展示物」から「前提として存在する技術」へと移行し始めた年だったように思う。もちろん、すべてが完成しているわけではない。実用化までの距離も、正直まだある。それでも、

  • フィジカルAI
  • 明確な用途を持つ人型ロボット
  • 本気の投資と開発環境

これらが同時に揃い始めた今、人型ロボットの未来は、もはや想像の話ではなくなった。JET-Roboticsとして現場を歩いていて、「これは確実にもう元には戻れないラインを越えたな」と感じたのは、きっと私だけではないはずだ。

そんな空気を、確かにCES 2026の会場で感じた。

今回訪問した展示会

Consumer Electronics Show 2026

  • 場所:Las Vegas Convention Center
  • 主催:Consumer Technology Association(CTA)
CESのHP

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