Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the favorites domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /var/www/wordpress/wp-includes/functions.php on line 6170
調剤ロボットとは? 工程別種類、普及率や選び方、おすすめのメーカー・代理店を紹介 - JET-Robotics
Notice: 関数 WP_Scripts::add が誤って呼び出されました。ハンドル「wpcf7-recaptcha」のスクリプトは、未登録の依存関係とともにキューへ追加されました: google-recaptcha。 詳しくは WordPress のデバッグをご覧ください。 (このメッセージはバージョン 6.9.1 で追加されました) in /var/www/wordpress/wp-includes/functions.php on line 6170
調剤ロボット

調剤ロボットとは? 工程別種類、普及率や選び方、おすすめのメーカー・代理店を紹介


調剤ロボットアイキャッチ画像

近年、薬局・病院の人手不足と安全性要求の高まりを背景に、調剤工程へロボット技術を組み込む動きが加速しています。

本記事では調剤ロボットに関心を寄せる製造業・医療機器関係のご担当者様に向け、基礎概念から最新導入事例、普及課題、おすすめのメーカーまでを体系的に整理しました。

調剤ロボットの全体像が把握できるような、役に立つ情報を網羅していますので、導入を検討中の方や情報収集を始めたばかりの方もぜひご一読ください。

※JET-Roboticsの問い合わせフォームに遷移します。
一部の会社とは正式な提携がない場合がありますが、皆さまに最適なご案内ができるよう努めています。

また、JET-Roboticsでは、手術支援ロボット以外にも医療ロボットを解説する記事もアップしています。医療ロボットの全体像について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

関連記事
医療ロボットアイキャッチ画像
医療ロボットとは? 市場規模と世界シェアのほか、選び方やおすすめのメーカー・代理店を紹介

目次

最近の更新内容

2026/1/21更新 企業情報の更新

調剤ロボットとは? 特徴や活用例など基本的な情報を解説

調剤ロボットとは

調剤ロボットは、薬剤のピッキング・分包・監査・払い出しなど、従来薬剤師が手作業で行ってきた工程を自動化するロボットの総称です。バーコード/2Dコード、画像認識、重量センサー、アルゴリズム制御、AIなどを組み合わせてヒューマンエラーを減らし、処方完了までのリードタイム短縮が可能です。

世界市場は2024年時点で約2.6億米ドル規模、自動調剤機市場まで広げると、40~60億米ドル規模という推計もあります。

日本国内でも基幹システムと連動した院内・保険薬局で導入が進み、在庫最適化や電子処方箋プラットフォームとの接続によるリアルタイム在庫共有が普及していく見込みです。

調剤ロボットの種類を調剤工程ごとに分けてメリットとデメリットを紹介

調剤ロボットの種類とメリット・デメリット

調剤ロボットは果たす機能や担う工程によって分類できます。以下では、調剤ワークフロー上の主要な自動化機能と代表的なシステムを工程順に整理します。

自動ピッキング(入出庫)

薬袋・PTP箱などを大量保管し、処方データに応じて8~12秒で必要箱を取りそろえる入出庫ロボットです。代表格のBD「Rowa™
Vmax」は世界60か国で1万4,000台超の稼働実績を持ち、Vピッキングヘッドが14箱同時搬出を実現します。

国内ではトーショーが「Rowa」を、メディカルユアーズロボティクスが「RIEDL Phasys」をローカライズ提供するなどラインアップが多様化し、箱取り違えミスをほぼゼロにした薬局も報告されています。

ロボットが棚出しを担うことで薬剤師は最終チェックに集中できる一方、装置レイアウト変更・初期投資がボトルネックになりやすく、建屋耐荷重や空調経路の再設計が導入準備の肝となります。

自動分包(錠剤・カプセル)

錠剤やカプセルを服用時点ごとに一包化し、日時・内容を印字する分包機ロボットです。トーショー「Ai-1920win」は最大50包/分、192種の薬剤カセットを収納でき、分包過程で重量監査や写真鑑査を自動挿入して過誤を防ぎます。

手作業と比べ、夜間・長期処方でも品質を一定に保てる半面、カセット未登録薬は人が補填する必要が残り、導入初期はカセット構成の最適化に時間を要します。

自動分包(散薬)

粉薬の秤量・混合・分包を全自動で行う装置で、1960年代に最初の商用機が誕生した調剤ロボットの草分けです。湯山製作所「DimeRoⅡ」やタカゾノ「Crestage-Pro」などが、湿度影響を抑えながら処方0.5
g単位で±5%以内の計量精度を保証します。

粉体飛散や秤量むらの課題を機械構造で抑えるため、導入後は保守契約による定期点検と空調設定の最適化が鍵となります。

自動監査(鑑査)

画像認識やバーコード照合で調剤済み薬剤を検証するシステム・ロボットです。トーショー「C-Correct
II」はPTP錠、散薬、点眼液まで識別し、毎月アップデートされる薬剤マスターで新薬にもすばやく対応します。

人の目視に比べ客観性と再現性が高まり、ヒヤリハットが激減したケースが報告される一方、高解像度カメラの校正と画像保存容量の確保は運用中に見落としがちな項目です。

ラベリング(薬袋印刷)

処方データを受信して薬袋・ラベルを自動印刷・貼付する機器です。錠剤分包紙への自動印字に加え、軟膏容器や水剤ボトル用ラベルをまとめて出力するモデルも登場し、手書きミスを回避できます。導入効果は大きいものの、印字耐久性やインクリボンの交換サイクルを見込んだストック管理が不可欠です。

自動払出し(交付)

調剤完了薬を患者または病棟へ自動払い出すロボットです。PHC社の注射薬払出システムは患者別のトレーに最大700施用/時以上を払い出すことができます。

外来向けには非対面受け渡しを支援するピックアップロッカーが普及し始め、24 時間好きな時間に処方薬を持ち帰れる仕組みが実証されています。

非接触化で感染対策と待合混雑緩和を両立できる一方、オンライン服薬指導と連動した本人確認プロセスが運用課題です。

ここまで、工程別に調剤ロボットを紹介しました。次の章では、調剤ロボットの普及率について紹介します。今後、人員削減もかねてこうしたロボットの現場導入拡大は増えていく見込みなので、概要を簡単に把握すると、その波に乗り遅れないでしょう。

普及率はどれくらいなのか|調剤ロボットの現状

調剤ロボットの普及率

厚生労働省や業界団体の調査によると、薬局全体では分包機・薬袋プリンターが7~9割の導入率に達し、散薬分包機・錠剤分包機は8割に上ります(2020年9月時点)。一方、ピッキングや払い出しまで含めた“フルオート”薬局は依然として少数派で、ハイスペック機への更新需要が今後の伸びしろとしてあります。

国内市場規模の推移と導入率

病院調査では自動調剤機(分包機・監査装置等)導入率が9割に達し、地方部でも普及が進んでいます。薬局では中小規模店舗でロボット化が遅れ気味ですが、大手チェーンは2023年までに100店舗単位で自動入庫払出装置を導入するなど、規模の経済を活かした集中投資が進行中です。

    普及を後押しする要因と考えられる事項

  • バーコード(GS1)標準化と電子処方箋解禁に伴うトレーサビリティ要求の高まり
  • ロボット価格の下落とものづくり補助金などの補助金による支援
  • 人手不足・長時間労働是正を目的とした診療報酬での対人業務評価強化
  • 国産化による保守サポート短縮(例:RIEDL Phasys国内生産開始)

普及拡大の課題と今後の見通し

導入時のネックは①装置スペースと床荷重、②初期費用と保守コスト、③スタッフ教育です。中小薬局では保険点数だけで回収しにくいとの声が多く、モジュール単位で段階導入できる製品が選ばれる傾向にあります。

今後は、2026~2027年診療報酬改定で対物業務の評価がさらに縮小し、対人業務の加算が強調される公算が高いことから、「棚出し~監査」をロボット化し薬剤師を服薬フォローにシフトさせる流れが加速すると見込まれます。

GS1バーコードの利用やFHIR準拠の在庫APIが標準化されれば、ロボット間連携と院外受け渡しのトレーサビリティが一層容易になります。また、クラウド型SaaSで小規模薬局も低コスト参入できる環境が整うでしょう。

ここまで、調剤ロボットの普及率について紹介しました。次の章では、調剤ロボットを導入する際に押さえておきたい視点についていくつか紹介します。

トラブルを回避するために最初に検討すべき視点|医療ロボットの選び方

調剤ロボットの選び方

ここでは、調剤ロボットの導入検討時に注目すべき観点を紹介します。各項目はそれぞれ異なる状況において重要度が増すため、導入シーンに応じて検討することで、導入した後のトラブル回避を実現できます。

剤形・包装のどの工程をロボットが代替できるかチェック

錠剤・散剤・注射剤といった多様な剤形なのか、バラ・ブリスター・PTPといった包装なのか、どの工程を調剤ロボットが自動ハンドリングできるかをまずは検討しましょう。

自社の処方箋に現れる剤形比率や、年間で採用する新薬・後発薬の包装バリエーションが変動要因となり、この要件を満たすかどうかが決まります。

もし対応外の薬剤が発生すると人手での分包や混在管理が避けられず工程が分断され、誤薬や取り違えといったリスクが多剤併用処方や季節変動で剤形が頻繁に変わる現場ほど高まります。

反対に、多くの剤形・包装を網羅できるロボットを導入すれば生産性と稼働率が向上し、スタッフは安心して業務に専念できる環境になるでしょう。導入の目的を明確にしていくことが大事です。

バーコード/RFIDでロット・期限まで追跡するトレーサビリティ機能を重視

個剤レベルでバーコードやRFIDをスキャンしてロット番号と有効期限まで自動記録できるトレーサビリティ機能を備えているかどうかが大切です。医薬品医療機器法の規定やGDP/GMP監査要求、さらに社内の品質マネジメント基準といった要因がこの機能の必要性を左右します。

この機能が不足していると、法的・社会的リスクが高まります。たとえば、リコール発生時に患者情報と該当ロットを突合できず回収が遅延し、高リスク薬を扱う現場では行政指導・業務改善命令やブランド失墜のリスクが一気に高まる可能性もあります。

一方で調剤ロボットがロットと期限を即時追跡できれば、リコール情報の入力から対象患者の特定までを数分で完結できるため、信頼損失を低減し、医療機関の信用を守れるでしょう。

陰圧&HEPA封じ込め設計で作業者曝露を防ぐ

陰圧キャビネットとHEPAフィルタで粉塵やエアロゾルを封じ込め、さらにUV滅菌や自動洗浄を組み込んだ封じ込める設計を調剤ロボットが採用しているかを確認することが欠かせません。

取り扱う薬剤の毒性分類や作業室の換気基準、そして労働安全衛生法で定められる許容濃度といった要因が、どの程度の封じ込め性能を必要とするかを決定づけます。

この選定を怠ると、抗がん薬や粉末抗菌薬の微粒子が無菌調剤室で作業するスタッフに曝露し、健康被害や職業性疾病の発生リスクが一気に高まり、同一エリアで大量分包を行う場面では安全管理が破綻しかねません。

しかし適切に検討することで、作業者の生涯曝露量を基準値以下に抑えながら安全文化を維持できる見込みが高まります。

ここまで、調剤ロボットを選ぶ際に念頭に置いておくとよいことを説明しました。調剤は人々の健康に関わる行為なので、以上を押さえておくことは重要です。次の章では、調剤ロボットを製造・販売する主要会社について紹介します。

調剤ロボットの導入を検討するなら知っておきたい主要おすすめメーカーを紹介

調剤ロボットのおすすめメーカー

ここでは、数ある調剤ロボットメーカーの中から、導入実績や技術力、業界での信頼性などをもとに厳選した会社をご紹介します。それぞれの会社が提供するロボットの特徴や導入事例を比較しながら、自社に最適な選択を検討してみてください。

気になるメーカーや製品があり、話を聞いてみたいという方は、以下のボタンよりお問い合わせください。

※JET-Roboticsの問い合わせフォームに遷移します。
一部の会社とは正式な提携がない場合がありますが、皆さまに最適なご案内ができるよう努めています。

湯山製作所 / YUYAMA

病院・薬局向け調剤支援機器のリーディングカンパニーです。1964年の創業以来、業界初の製品を数多く開発してきています。代表的な製品は、粉薬を自動で計量・分包する散薬調剤ロボット「DimeRo」や、最新の自動ピッキング装置「DrugStation」、抗がん剤調製ロボットなどです。圧倒的な開発力と特許数を武器に、薬剤師の業務効率化と調剤過誤の防止を強力に支援しています。

タカゾノ / TAKAZONO

分包機や調剤監査システムで国内屈指のシェアを誇る医療機器メーカーです。1963年の創業以来、一包化調剤の自動化を牽引しています。最新の全自動錠剤包装機「Eser」は、日立チャネルソリューションズと共同開発した高度な画像認識システムを搭載し、分包から監査までを1台で完結させます。また、2025年発売の「Rak-Che 6」など、DX化を通じた薬剤師の対人業務支援が強みです。

トーショー / TOSHO

「調剤の未来を創る」を掲げ、グローバルに展開する調剤機器メーカーです。同社の強みは、病院のニーズに応える高いカスタマイズ性と、大量の薬剤を迅速に処理するハイスピード分包技術にあります。特にメインカセット方式の自動包装機は、大規模施設での業務効率を劇的に向上させます。近年は、一包化薬の検品を自動化する鑑査支援システムなど、薬剤師の負担軽減と医療安全を両立するDXソリューションを加速中です。

イトーキ / ITOKI

オフィス家具で培った空間設計の知見を活かし、薬局DXを推進する有力メーカーとして注目されています。薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」は、同社の主力製品で、医薬品の入庫から払出、鑑査までを一貫して自動化し、調剤過誤の防止と省人化を同時に実現します。人間工学に基づいた配置設計と、AIによる高度な画像認識技術を融合させ、薬剤師が対人業務に専念できる快適な調剤環境を提供しています。

導入などでお困りでしたら以下からお気軽にご相談ください。

JET-Roboticsに問い合わせる

※JET-Roboticsの問い合わせフォームに遷移します。
一部の会社とは正式な提携がない場合がありますが、皆さまに最適なご案内ができるよう努めています。

調剤ロボットの製品はまだありません。

お探しの製品が見つかりませんか?

ご希望の条件に合う製品や、特定のメーカーのカタログがないか、
運営にお探しをリクエストいただけます。

リクエストする
お問い合わせ