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【2026年3月最新】AUV(自律型無人潜水機)とは? ROVとの違いやおすすめメーカーの比較を紹介 - JET-Robotics
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【2026年3月最新】AUV(自律型無人潜水機)とは? ROVとの違いやおすすめメーカーの比較を紹介

AUV(自律型無人潜水機)は、深海や水中での観測・調査・点検を効率化するテクノロジーとして近年注目を集めています。

とはいえ、実際に導入を検討するとなると、選び方や運用方法など不明点が多く戸惑う方も多いでしょう。

そこで本記事では、AUVとは何かやメリット・デメリット、具体的な選定ポイント、さらにはおすすめメーカー情報の比較までを網羅的に解説します。

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カタログ表紙

AUV_YUCO-Carrier/YUCO-Barebone, YUCO-LUMEN, YUCO-PAM, YUCO-SCAN, YUCO-PHYSICO, YUCO-CTD_カタログ(YUCO, MARVELカタログ)

メーカー / 代理店:SEABER / 株式会社東陽テクニカ

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AUV

AUV(自律型無人潜水機)は、深海や水中での観測・調査・点検を効率化するテクノロジーとして近年注目を集めています。

とはいえ、実際に導入を検討するとなると、選び方や運用方法など不明点が多く戸惑う方も多いでしょう。

そこで本記事では、AUVとは何かやメリット・デメリット、具体的な選定ポイント、さらにはおすすめメーカー情報の比較までを網羅的に解説します。

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目次

最近の更新内容

2026/3/11更新 コンテンツの一部修正
2026/3/3更新 コンテンツの一部修正と追加

【2026年最新情報】AUV技術の進化と今後の市場展望

AUVを取り巻く技術はこの2〜3年で大きく前進しています。現場でも「どこまで自律化できる?」「回収を省力化できる?」という相談が確実に増えました。要点をかんたんに整理します。

AI搭載による自律判断能力の高度化

従来の事前計画に加え、搭載センサー情報をもとに障害物回避や注目領域の再スキャンなどを機上判断。構造物周辺の近接追従や異常自動検出の成功率が上がっています。

複数機連携(群制御)による調査の効率化

異なるセンサーを載せた複数AUVで領域を分担し同時観測。短時間で高密度データを得られ、気象・海象が厳しい海域でもチャンスを逃しにくくなりました。

水中ドッキング・充電ステーションの実用化

海底・係留型ドックでの自動ドッキング、充電、データ回収が実証段階から実務適用へ。母船回収の頻度が下がり、常駐監視が視野に入っています。

市場の広がりと新たな活用分野

洋上風力のO&M、海底ケーブル・パイプライン点検、港湾・ダム維持管理、環境DNAを活用した生態モニタリングなど、民生・公共の双方で適用領域が拡大。中小規模の現場でも導入が進み始めています。

  • USV×AUV協調運用:USVからの発着・中継で船員・燃料コストを削減
  • データ標準・メタデータ整備の要求強化:再解析や第三者検証を見据えた運用が主流に
  • 環境配慮の強化:低騒音推進や運用時間帯の配慮など、生物影響低減の取り組みが前進

AUVとは? 特徴や活用例などを紹介

AUVとは? 特徴や活用例などを紹介

AUV(Autonomous Underwater Vehicle)とは、自律制御によって水中を観測・調査・点検できる無人潜水機です。

一般的な遠隔操作型のROV(Remotely Operated Vehicle)とは異なり、あらかじめプログラムされたミッションを自動で実行できる点が特徴といえます。

主な活用例としては、海底資源の探索や環境モニタリング、海底パイプライン・インフラの点検などです。

人が潜りにくい深海や危険エリアを観測・調査・点検できる反面、深海での厳しい水圧対策や通信の難しさなど、開発・運用コストが高額になりがちなデメリットも存在します。

次章では、AUVを種類ごとに解説していきます。

形状ごとにAUVの種類を分けてメリット・デメリットを解説

形状ごとにAUVの種類を分けてメリット・デメリットを解説

AUVとひと口に言っても、形状やサイズ、搭載機器などによってさまざまなタイプがあります。代表的な種類をいくつか取り上げ、それぞれのメリット・デメリットを比較しながらご紹介します。

魚雷型AUV

魚雷型は、その名の通り魚雷のような流線型形状をもつAUVです。電力消費と水中での抵抗を最小限に抑えるためにこのような形状となっています。

魚雷型AUVのメリット

  • 流体抵抗が少なく燃費効率が高い
  • 直線性が高く安定した走行がしやすい

魚雷型AUVのデメリット

  • 大型のセンサやカメラを搭載しにくい
  • 詳細な近接作業が難しい場合がある

海底資源の大規模探査など、広いエリアをカバーしたい場面に有効ですが、ホバリングしての精密作業などには不向きです。

水中グライダー型AUV

水中グライダー型は、浮力制御と翼の揚力を組み合わせてゆっくりと浮沈を行いながら、長時間にわたる調査を可能とするAUVです。省エネルギー性が高く、広範囲・長時間の観測に向いています。

水中グライダー型AUVのメリット

  • バッテリー消耗が少なく長時間運用が可能
  • 広域の海洋観測・環境調査が得意
  • シンプルな構造でメンテナンス負荷が比較的低い

水中グライダー型AUVのデメリット

  • 高速航行には向いていない
  • 急激な姿勢変更や低速での精密操作が苦手
  • 搭載可能なセンサや機器が制限される場合がある

持続的な海洋モニタリングには強みがありますが、ピンポイントの調査や素早い移動にはやや不向きです。

多用途型大型AUV

多用途型大型は、大型のセンサやカメラ、ロボットアームなどを装備できる汎用性重視のAUVです。大きな機体に多彩な機器を搭載できるため、海底作業から精密調査まで幅広く対応します。

メリット

  • 比較的高出力なものが多い
  • 深海にも対応しやすい
  • 他種のAUVと比較して複雑な作業をこなせる

デメリット

  • 機体コストが高くなりがち
  • 大型のため回収・メンテナンスに大掛かりな設備が必要
  • 運用には熟練した技術者が求められる

比較的複雑なタスクが求められるケースで力を発揮する一方、導入コストや運用ハードルも相応に高くなる点が課題です。

次章では、内閣府が推進する社会実装に向けたAUV戦略について見ていきましょう。

内閣府が推進する社会実装に向けたAUV戦略とは?

内閣府が推進する社会実装に向けたAUV戦略とは?

2023年12月、内閣府の総合海洋政策本部は「自律型無人探査機(AUV)の社会実装に向けた戦略」を策定しました。この戦略は、海洋開発の省人化や海中の可視化を促進し、国産AUV産業の育成と海外展開を目指すものです。

AUVの開発は「高度な自律性能を持つ大型AUV」「特定用途に特化した実用的なAUV」「コスト効率の高い小型AUV」の三つの類型に分類し、それぞれの特性に応じた技術開発を進めます。

また、産学官連携による開発、実証試験環境の整備、共通基盤技術の構築、運用ガイドラインの策定などを通じて実用化を支援します。

2030年までに、国産AUV産業の確立、海外市場への展開、洋上風力発電や海洋環境モニタリング分野での実用化を目指し、日本の海洋技術分野での国際的な競争力を強化する方針です。

AUVとROVの違いを解説

AUVとROVの違いを解説

AUVは自律航行型で、あらかじめ設定したミッションに沿って自動制御で動くのに対し、ROVは遠隔操作で動かす無人潜水機です。

AUVは通信が届きにくい深海などでも活動を続行できるメリットがある一方、リアルタイムでの操作が難しいというデメリットがあります。

一方、ROVはケーブル経由などで操作を行うため、即時的な制御が可能で精密作業向きです。ただし、ケーブルや通信範囲に制約があるため、遠方の海域や長距離移動には不向きという面もあります。

用途に応じてAUVとROVを使い分けることで、海洋調査・作業の効率や安全性が高まるでしょう。

AUVを選定する際の選び方のポイントを解説

AUVを選定する際の選び方のポイントを解説

AUVの導入時には、運用水深からバッテリー性能、搭載可能なセンサの互換性など、多角的な視点で機種を選定する必要があります。ここでは、特に重要な3つの選び方のポイントを紹介します。

実際の運用深度に対応する耐圧構造と潜航性能

AUVの選び方として、実際の運用深度に対応できる耐圧構造と潜航性能が挙げられます。運用海域の水深や水圧条件、ミッションで求められる深度によって必要とされる構造や性能は変わってくるでしょう。

これを見誤ると、深海での調査中にAUVが破損し、安全性を損なうリスクが高まります。特に、深海生態系の観察や地形調査など、深い海域がメインとなる場合は要注意です。

きちんと耐圧性能を満たしたAUVを選べば、高圧下でも安定した動作を期待でき、結果的に深海調査の成功率を引き上げられるでしょう。

搭載可能なセンサや拡張機器の種類と互換性

続いてAUV選びで重要なのが、搭載できるセンサや拡張機器の種類・互換性です。計測したいデータの精度や種類、使用する研究機関の機器との連携などによって、最適なセンサ構成は変動します。

この点を考慮せずに導入すると、必要な測定ができずに調査の目的を果たせない恐れもあるでしょう。海洋資源探査や環境モニタリングなど、多方面のデータ収集が必要な現場では、特にセンサの互換性チェックが大事です。

適切にセンサを組み込めるAUVを選ぶことで、研究成果の向上や、より精密な海洋データの取得が実現しやすくなります。

バッテリー容量や推進効率など、長時間自律航行できる性能

バッテリー容量や推進効率といった長時間自律航行できる性能も見逃せません。大規模海域の調査や長時間の連続運用が求められるケースでは、航続時間の不足が致命的になるからです。

この点を軽視すると、任務途中で電力が切れて浮上や回収に追われ、予定していた調査が完遂できなくなります。特に充電や補給が簡単にできない遠洋や深海では、AUVのバッテリー性能は優先的に検討すべきです。

逆に十分な稼働時間を確保できるAUVを選べば、一度の出航で広範囲なマッピングや長期的な環境観測がスムーズに行えるでしょう。

安全・許認可・保守まで含めた実運用体制

AUVは「買って終わり」ではありません。港湾・海域使用の手続き、航行安全計画、音響出力など環境配慮の確認に加え、保守契約や予備品、故障時のSLA、操縦・整備のトレーニング計画までを含めて設計しておくと、現場での想定外をぐっと減らせます。

ワンポイントアドバイス:AUV導入を成功させるための追加チェックポイント

  • 「何のために使うのか」目的を徹底的に具体化する:AUVで「何(対象物)を」「どこ(水深・環境)で」「どのように(広域探査か近接点検か)」調査したいのかを明確に。目的が具体的であるほど、必要性能(耐圧深度、航行時間、搭載センサー)が絞れます。
  • 取得データの「出口」を計画しておく:膨大なデータを「誰が」「何のソフトで」「どう活用するか」を事前に決めておくと無駄がありません。体制がないと宝の持ち腐れになりがちです。
  • 運用・メンテナンス体制を確保する:自社でオペレーターを育成するのか、メーカーや専門業者に委託するのか、定期メンテや故障時サポートの内容・レスポンスも確認しましょう。

AUVの代表的なおすすめメーカーなどを紹介! 各社の特徴と強みを解説

おすすめのAUVメーカーを厳選して紹介!

ここからは、当編集部おすすめのAUVを厳選し、それぞれの特徴や強みを紹介します。運用したい環境や目的に応じて、ぜひメーカー選びの参考にしてみてください。

※JET-Roboticsの問い合わせフォームに遷移します。
※一部メーカーとは提携がない場合がありますが、ユーザー様に最適なご案内ができるよう努めています。

AUVを開発・製造するメーカー

川崎重工業 / Kawasaki Heavy Industries

会社名 川崎重工業 / Kawasaki Heavy Industries
設立年 1896年
本社 神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号 (神戸クリスタルタワー)
概要 船舶、航空宇宙、鉄道車両、エネルギー・環境関連機械などの総合重機メーカー

川崎重工業は、船舶・鉄道車両・航空宇宙機器からガスタービン発電設備や産業用ロボットまで、陸・海・空とエネルギー分野の幅広い製品群に強みを持つ総合重機メーカーです。

同社が開発したAUVに「SPICE(Subsea Precise Inspector with Close Eyes)」があります。ロボットアームを備え、海底パイプラインの近接検査に対応できる点が特徴で、高度な自律制御と耐環境性能を志向した設計が魅力です。

英国のパイプライン検査会社MODUSへの納入実績があり、仏国のTotalEnergiesと共同で海底パイプライン防食電位計測の実証試験にも成功しています。

アイエイチアイ / IHI

会社名 アイエイチアイ / IHI
設立年 1853年
本社 東京都江東区豊洲三丁目1-1 豊洲IHIビル
概要 船舶、航空宇宙、エネルギー・環境関連機械などの総合重工業メーカー

アイエイチアイは、資源・エネルギー・環境設備、橋梁などの社会インフラ、ターボチャージャー等産業用機械、そして航空エンジン・宇宙・防衛分野に強みを持つ総合重工メーカーです。

社内試験機として開発したAUVでは、高度な自律航走制御技術と障害物回避機能を実装しました。豊富なセンサーを統合した実用的な運用システムを志向している点が強みです。

海洋インフラや海底地形の調査など、実証や官公庁向けの公表事例を含め多岐にわたる業務での適用が進んでいます。

国立研究開発法人海洋研究開発機構 / JAMSTEC

会社名 国立研究開発法人海洋研究開発機構 / JAMSTEC
設立年 2004年
本社 神奈川県横須賀市夏島町2-15
概要 海洋・深海に関する総合研究開発機関

国立研究開発法人海洋研究開発機構は、海洋観測・深海探査技術から地球環境や地震・火山のシミュレーション研究まで、海洋地球科学と先端海洋技術開発に強みを持つ国立研究機関です。

代表的なAUVは、「うらしま」「ゆめいるか」「じんべい」「おとひめ」です。「じんべい」は小回りが利き、起伏のある海底熱水鉱床近傍での資源調査が可能で、「うらしま」は高周波音響による高解像度の地形データ取得が可能など、用途に合わせたラインナップが展開されています。

海底資源探査や熱水鉱床調査、海洋環境モニタリングといった学術・産業両面での実績が豊富で、国内外の研究機関とも広く連携しています。

フルデプス / FullDepth

会社名 フルデプス / FullDepth
設立年 2014年
本社 茨城県つくば市1-1-1 筑波大学産学リエゾン共同研究センター棟
概要 産業用水中ドローン(ROV/AUV)の開発・製造・販売メーカー

フルデプスは、300 m級深海に対応した国産産業用水中ドローン「Dive Unit 300」を核に、インフラ点検や養殖など水中作業の無人化・省力化に強みを持つ水中ドローン(ROVを中心にAUV化へ拡張)メーカーです。

同社はROV「Dive Unit 300」に自動操縦機能を搭載し、AUVへの進化を目指しています。比較的軽量で分解しての運搬も可能なため、可搬性に優れているだけでなく、サポートやメンテナンスサービスが優れている点が特徴です。

ダムや防波堤などの点検業務で導入されており、水中構造物の維持管理や災害対策を支える存在として期待されています。

AUVを販売する代理店

東陽テクニカ / TOYO

会社名 東陽テクニカ / TOYO
創立年 1953年
本社 東京都中央区八重洲一丁目1番6号
概要 情報通信測定機器をはじめとする測定機器の専門商社

東陽テクニカは、「はかる」技術のリーディングカンパニーとしてさまざまな技術革新に貢献しています。最先端の計測ソリューションを国内外の産業界に提供し、その事業分野は、先進モビリティ、脱炭素/エネルギー、情報通信/情報セキュリティ、EMC(電磁環境両立性)/大型アンテナ、海洋/防衛、ソフトウェア開発支援、ライフサイエンスなど多岐にわたります。

AUVとして、SEABERの「YUCOシリーズ」を取り扱っています。高パフォーマンスかつ省メンテナンス、多用途で簡単に運用可能なUUVです。独自開発の航法アルゴリズム(INX©)により高い航法精度を実現しつつ、ユニークかつ頑丈なデザイン、多様なペイロードを受け入れ可能なプラットフォームであることが特徴です。

PAM搭載グライダー用の音源としての使用、フランス~イギリス間の航路横断、海底電話線ケーブル上を1km沿ってデータ収録などの用途にこれまで活用されてきました。

よくある質問

Q. 初めて導入する場合、失敗しにくい進め方は?

A. いきなり本番投入せず、小規模実証(PoC)で「出航→観測→データ回収→機体回収」までの一連オペレーションを通しで検証すると安全です。ペイロード構成・航続・通信・回収動線・データ品質をそこで最適化しましょう。

Q. 洋上風力の点検にはどのタイプが向く?

A. 基礎構造の近接点検と海底地形把握を両立したいなら、魚雷型(広域マッピング)+多用途型(近接点検)の併用や、USVとの協調運用で効率化する事例が増えています。

Q. データ運用で注意する点は?

A. 時刻同期と位置精度(GNSS基準点/音響測位)、メタデータ整備は最重要。将来の再解析や第三者検証を見据え、データ標準と再現性を意識して体制を設計してください。

導入などでお困りでしたら以下からお気軽にご相談ください。

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一部の会社とは正式な提携がない場合がありますが、皆さまに最適なご案内ができるよう努めています。

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